技術サポート

下水道流出解析に関連する下記の内容について技術をサポートします。

1.データ整理(測量データや下水台帳より)

 ①ノード:ノード番号、XY座標、地盤高、集水面積(区画割図作成)
 ②リング:リンク番号、上流ノード番号、下流ノード番号、延長、形状、断面、上・下流管底高、粗度係数
 ③不足データの確認及び整理

2.解析モデル化

1)地域のモデル化

 ①下水道・水路データより管渠をモデル化します。
 ②水理構造物(ポンプ、堰、雨水貯留施設、ゲートなど)をモデル化します。

2)地表面のモデル化 

 ①国土地理院の標高データを用いて地表面をモデル化します。

3.キャリブレーション  

対象地域の特性による流出パラメータを設定するために、対象降雨と観測データ(流量、水位など)を用いてキャリブレーションを行います。

4.現況シミュレーション  

対象降雨を用いて現況シミュレーションを行い、最大浸水状況を確認します。

5.対策シミュレーション

対象地域の状況を考慮した対策施設によるシミュレーションを行い、浸水対策を検討します。